相手に触れること。

最近、施設のボランティアで心がけていることがある。

慣れてきたら手や背中に触れること。

スキンシップの有無で相手の反応が全くと言っていいほど異なる。

今お話する人達の中に、耳が遠い方がいる。
聞こえづらさから最初は反応が鈍かったのだが、耳元で大声で話すと笑顔になると分かった。
特に、手を重ねて話した時は、特別笑顔になる。
耳元で突然叫ぶのもありだが、手に触れてからだと「今あなたとコミュニケーションを取りたいと思ってますよ〜」と示せるから話しかける側にとってもよいと思う。

人肌恋しい、という言い回しがあるが、私は人のぬくもりは相手を安心させる力があると信じている。
どうやって利用者の方々に楽しんでもらうかはいつも考えることだが、加えてほっとできる環境作りをしていきたい。